Q.マニキュアやつけ爪を外したら、 爪が緑色になっていました。 なにかの病気でしょうか?

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A.正体はグリーンネイル 早めの処置が大切

ジェルネイルを続けていたら、なんだか爪が緑色になっていた……

これはグリーンネイル(爪カビ)という病気です。

ネイルが浮いてしまったまま放置したり、手をや髪を洗ったり、水仕事をしたりした後に水分をしっかり拭き取らずにそのままにすると、爪とネイルの間に水分がたまり、緑膿菌という細菌が繁殖してしまうことで発症してしまいます。

まずは爪の変色に気づいたら、ジェルネイルをすぐに取り、患部を清潔に保つようにしましょう。

また、水仕事や入浴の後は湿ったままにせず、爪の水分を拭きとり乾燥させるようにします。

それでも改善がみられない場合は皮膚科に必ず相談を。

グリーンネイルが完治するまでマニキュアやつけ爪はお休みしましょう。

グリーンネイルを放置してしまうと、最悪爪が剥がれてしまうこともあります。

「時間とお金をかけたから長期間ネイルを付けていたい」という気持ちは分かりますが、長くおしゃれを楽しむためにはきちんとケアをすることが大事です。

緑膿菌とは…?

グリーンネイルの原因となる緑膿菌ですが、一体なんなんでしょうか?

緑膿菌は水回りにいる常在菌です。

私たちの体内にも普通にいる菌ですので、健康な状態であれば害のない細菌なのです。しかし、免疫が落ちている人や抵抗力の弱い高齢者や赤ちゃんには感染症を起こすことがある日和見菌の一つでもあります。

グリーンネイルも感染症の一つといえます。

しかし、誰にでも感染するわけではありません。グリーンネイルの人と握手をしたとしても、健康な人やネイルのケアをしっかりしている人には菌が感染しても発症はしないでしょう。

ただし、免疫が落ちている状態で料理を通して菌が体内に侵入してしまったり、自爪が傷ついている状態でグリーンネイルの人に触れたりなどをすると緑膿菌感染症やグリーンネイルが発症してしまう可能性があります。

高齢者や赤ちゃんと触れ合う機会が多い人がグリーンネイルになってしまった場合は手袋をするなどして気を付けたほうがいいでしょう。

グリーンネイルは放置してしまうと完治までに半年以上も時間がかかってしまうことがあります。

その間はネイルなどはできませんし、周りにも気を使う必要があります。

予防をしっかりして、万一なってしまった場合には早めの処置をしましょう。

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